~過渡現象~
問題
図において、回路が定常状態にあるとき、時刻
(1)
(2)(1)の電流の過渡項の時定数は、いくらか。
(3)有限の

解答
(1)
(2)
(3)
解説
回路に流れる電流を以下のように定義する。

図から、以下の回路方程式が成り立つ。
(1)インダクタンスに流れる電流
変数分離による微分方程式の解
定常解
過渡解
両辺を
ここで
初期条件は、
よって
ラプラス変換による微分方程式の解
上式をラプラス変換して
第一項を部分分数分解し、ラプラス逆変換できるように変形する。
ラプラス逆変換して
なっが。
(2)時定数
一般的に、過渡項は、定数を
と表される。時定数だけ時間が経過すると、
(3)(1)の電流がスイッチ を閉じても時間的に変化しない条件
より、時間に依存するのは第二項のみである。この減衰項の係数は
ちなみに、この時の電流は
出典
昭和54年度第二種電気主任技術者筆記試験理論問2
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